野良犬の値段/百田尚樹
百田尚樹さんの「野良犬の値段」を読みました!
私は今まで誉田哲也さんの「ストロベリーナイト」や伊岡瞬さんの「悪寒」「痣」などの本屋の宣伝でよく見る推理小説しか読んだことがありませんでした。元々歴史系の本のほうが好きなのでそちらを多く読んでいました。百田尚樹さんの本ははずれがなく、多くの本を読ませていただきました。そんな百田さんの新作が出ると聞いたので何かなと思い見てみると、今まで僕が敬遠していた推理小説でした。その「野良犬の値段」を読み終わったので感想を書いていきます!
「野良犬の値段」の基本情報
出版社:幻冬舎
定価:1800円+税
2020年12月25日 第1刷発行
著者:百田尚樹
あらすじ
「ある日ホームレスが誘拐され、その犯人たちがホームレスを人質に大手メディアに多額の金を要求。」というものです。これ以上書くとみなさんの楽しみが奪われてしまうので書かないものとします。それくらい面白いのです。
感想
この文章をよんで思ったことは、「百田尚樹はすごい」ということです。初めてのミステリー小説なのにもかかわらず、フィニッシュが予想の斜め上を行くものでした。約470ページがものすごく短く感じました。ページをめくるごとに面白い展開がされていくので、ページをめくる手が止まりません。これは一気読み必須です。
と、ここまで拙い文章でべた褒めしてきましたが、これからは欠点を書きます。
この本の欠点は値段が高いことです。2時間働いてやっと買えます。まぁそれ以上の価値のある名著なのですがね。
欠点をいくら書こうとしても見つかりません。そのくらいの傑作です。読むことをお勧めします。